
生命保険の端緒の頃は、前記の定期保険とこの養老保険が生命保険の主体でした。
この養老保険とは、保険期間内に死亡した場合にはもちろん保険金が支払われますが、それだけではなく、満期になった時点で生存していた場合、保険金額と同額が満期払戻金として支払われる保険です。
通常、満期時にはこの保険金額と同額の満期払戻金に加えて、さらに配当金が支払われるので、満期時に受け取ることの出来る金額は払い込んだ保険料よりも多くなります。
このため、このタイプの保険は「貯蓄型生命保険」とも呼ばれます。
ただし、加入時の年齢や保険期間の設定によっては貯蓄性がなくなるケースもあります。
この養老保険は満期時に生存していれば必ず保険金を受け取ることが出来るので、定期保険やこの後述べる終身保険などよりも保険料は割高になっています。
若い時期から加入して保険金を支払う場合、このように将来必ず戻ってくると言う性質のものが適していると考えることが出来ます。
三大疾病特約というものも世間では良く取りざたされていますが、成人と同時に加入するものとしては、いささか時宜にかなっていない感もあります。
もちろん、この三大疾病は、いついかなる形でわれわれに襲いかかってくるかわからないものであり、現代では大変重要な特約であることは確かです。
ただ、加入する時期はいつ頃が適切かというと、これはしばらく時間が経ってからが良いのではないかと思われます。
この保険の名称である、「養老保険」と言う響きが何とも若い自分には必要のない保険と言うようなイメージを与えているかも知れません。
しかし、実際は満期時に生存していれば確実にバックが見込めるのですから、むしろ狙い目の保険であるとも言えるのではないでしょうか。
それに、銀行などで「自発的に」積立預金をする場合、まあ、天引きなら支払いが滞ることも少ないでしょうが、何かの物いりの際には取り崩す対象にしやすいのも事実です。
その点生保として支払っているものはなかなか取り崩す気にならないので、将来の財源として有望なのではないでしょうか。
祝成人・生命保険の入り方では、生命保険について解説しています。ぜひ参考にしてください。
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